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国際日本検定の目的

現在、日本では観光立国実現を目指し、外国人旅行者の受入れ促進など、さまざまな活動が行われています。
そして、ここ数年、海外から来訪する外国人や留学生の数は、急増している状況にあります。

もし、あなたが「日本とはどういう国ですか」と外国人に問われたときに、的確に答えることができるで しょうか。
自信を持って日本についての紹介や説明ができなければ、諸外国の人々との真の国際交流をすることはできないでしょう。 残念ながら、現在の日本では、日本という国を外国人に的確に説明・紹介する知識が不足しているように感じら れます。  

そこで、日本についての知識を高めるため、本協会では、「国際日本検定」を実施します。 この試験は、単に外国人に説明・紹介するための日本の文化や社会についての知識を試すだけでなく、国際社会の中における「日本」を見つめなおし、新たな発見や興味を導き、日本に対する理解を一層深めるこ とを目的として実施されるものです。

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検定レベルについて

1・2・3級(上級)は、高校生・大学生・社会人が学んでいることを想定して作成されており、同一問題で100問のうち、1級は80%程度、2級は70%程度、3級は60%程度を基準としています。
4・5級(初級)は、小学生・中学生で学んでいることを想定して作成されており、同一問題で70問のうち、4級は80%程度、5級は60%程度を基準としています。

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国際日本検定を推薦します。〜 国際日本文化研究センター教授 川勝平太

国際化とは、外国とくに欧米を知ることだと信じられた時代が長く続きました。
幕末に鎖国を破ったのは欧米で、しかも、明治維新からは欧米をモデルにして国づくりをしてきたので、欧米を知ることは不可欠だったのです。
今日でも、欧米はもとより、広く外国を知ることは、とても重要です。
しかしもはや、それだけでは十分ではありません。現代の日本は、欧米諸国とは対等のパートナーとなり、 アジア・アフリカ諸国からは憧れの熱いまなざしで眺められる国となっています。
留学生の数も十万人をこえ、外国人訪問客も遠からず一千万人になるでしょう。日本は欧米を学ぶ国から、全世界の人々から学ばれ る国に華麗に転身しました。
いま、もとめられているのは、日本人も外国人も、日本をよく知ることです。国際日本検定は、質の高い資格試験です。
相手を知リ、汝自身を知ることは、交流を深め、平和を築く基礎です。良き国際人になるた めに、ぜひ挑戦してみてください。

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第2回国際日本検定試験