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第23回観光英検1級合格体験談(受験される方へのアドバイス)

C・Kさん

  元来、私は、旅行が好きで、日本を初めとする世界各国の地理・歴史と英語をセットにして学べる観光英検を目指すことは、自然の成り行きでした。世界遺産の話題は普遍性があり、その英語表現を身に付けることは、目には見えないけれど豊かな財産です。この度、1級合格を頂いたことで、それが形となり、大変嬉しいです。
 最も役立つ学習方法は、何といっても、直近の過去問題を解き、問題の特徴をつかむことです。問題量が多いので、定められた時間で解けるよう繰り返し学習するとよいと思います。他にも(NHK)世界遺産関連番組の美しい映像も、文章で知るだけのイメージが、より具体化されてヤル気UPにつながりました。旅行のパンフレット、インターネットなど、他にもたくさんの媒体があり、「観光英検」は学習が持続しやすいと思います。
 まだまだ私も観光英語のほんの入口に立っています。学習により、一気に視野を拡げることができました。ありがとうございました。


H・Aさん

 2008年に通訳案内士試験に合格したのですが、海外からのお客様に日本のことを説明するには観光に関する知識と英語力をもっと高める必要があると思い、観光英検1級の受験を決意しました。
 1次試験対策としては、全国語学ビジネス観光教育協会で販売している公式解説書を3年分購入し、過去の試験問題を何度も繰り返し解いて、知識の蓄積や出題傾向の分析に努めました。この公式解説書は記載がとても丁寧で詳しく、ただ解説を読んでいるだけでも楽しく、勉強になります。その他、国内外の主要な観光地、特に世界遺産について、Webや観光パンフレット等を見て知識を蓄えました。
 2次試験対策としては、過去の出題例や通訳案内士試験の第2次口述試験出題例を参考にしながらQ&A集を作成し、回答がすらすらと言えるようになるまで練習しました。
 この試験は英語力だけでなく観光に関する知識も試されるので、数ある英語の試験の中でもユニークで「おもしろい」試験だと思います。観光に携わる方、観光に興味のある方にぜひお奨めしたい試験です。


N・Iさん

 少し不純ですが、検索サイトで観光英検が“ひっかかった”ところから検定について詳しく調べ始めたのがきっかけです。毎年なにか1つは資格などの試験を受けることを目標にしているので。とは言え旅行業者として何か語学力を示せるものがほしかったということもあります。
 まずは6月に2級を受けました。2級でウォームアップ、2級合格後は10月の筆記本番まで過去問、世界遺産資料(日本語を自分で翻訳してみる)、海外LCCウェブサイトの規約熟読など、日常の業務の中で使えると思ったものはすべて教材だと思って仕事(&勉強)しました。
 海外のホテル予約の際、専門用語を使えるようになりました。観光英検のおかげです。


N・Oさん

  地方にも国際化の波が及び、海外からのお客様が増えてきた。仕事先で出会うお客様と食事をしながら日本について説明したり、仕事の合間に観光に同行したりする機会も増えたが、漠然とした知識しかなく、説明にならないことも多かった。そんな時に見つけたのが観光英検だった。
  1級だけでなく2級の過去問を何度も解き、解説を熟読した。単に答えを覚えるだけでなく、選ばなかった選択肢についても調べ、地名は白地図に書き込んだ。インターネット上の観光案内は、日英比較しながら読んだ。日本の歴史や文化をまとめた書籍も読み、それを自分の言葉で言えるように練習した。また、外国人を案内することを想定しながら、地元の観光スポットを歩き、そこで話す内容を文章化して繰り返し練習した。自然災害、テロ、世界規模の疾病など、観光に影響のありそうなニュースをチェックし、観光庁、大手エアライン、旅行会社などの対応にも注意した。
  自分の町の文化を知り、以前よりも誇りを感じられるようになった。地方では、日本の建物や文化の規模が小さくシンプルになったものも多く、ある意味でより日本の本質が見えやすくなっているとも言える。国内外の有名な観光スポットと比較して説明することで、お客様の理解を深めて頂けるようになったと思う。また、非常勤で地元の専門学校の観光科で英語を教えるポストを得るなど、この試験勉強の経験そのものを伝授する機会も持てるようになった。


T・Iさん

  もともと観光関係の分野に興味があったこともあり、通訳ガイド試験の勉強も少ししていました。学校で初めて観光英検という資格試験の存在を知り、自分の知識を広げるためにも、受けてみようと思ったのがきっかけです。
  とにかく過去問をたくさん解きました。1級ともなると、見慣れない単語ばかりでなく、日本・世界地理の知識も必要となるので、できるだけ多くの問題数にあたり、少しずつ理解を深めていきました。
  面接に関しては、過去の資料がほとんどなくて困りました。ただ、世界遺産や観光名所に関する内容が問われると聞いていたので、通訳ガイド用の参考書等を事前にチェックしておきました。本番でもやはり似た内容を問われたので、役立ったと思います。後は、普段から何事についても自分の考えをまとめておく、という作業をしておくと、咄嗟に聞かれた事にも落ち着いて対応できると思います。


Y・Iさん

 私は今、社会人経験を経て、大学で観光を学んでいます。1回生の時に2級に合格することができました。次の目標を1級に定め過去問題集で勉強し始めたのですが、あまりの1級と2級の違いに1級受験をあきらめてしまいました。英語力は当然ながら、苦手な世界遺産や地理など幅広い知識が必要だとわかったからです。その後、苦手克服のために世界遺産検定を受験しようと勉強を始めました。世界遺産の知識もつき、少し自信もついたので、再び観光英検の勉強を始めました。英語については、ボキャブラリーを増やす為、インターネットの英語ニュースをなるべく読むようにし、2次面接対策に音読もするようにしました。主要な観光地は、これもインターネットの英文の観光地ガイド(各国の観光局のサイトなど)を活用し、世界遺産については、ユネスコのホームページ(英文)などを参考にしました。
 2つの検定試験対策が相乗効果となって、結果、観光英検と世界遺産検定のいずれも1級に合格する事ができました。


Y・Yさん

 観光英検を受験した一番の目的は、自分なりの英語で日本の観光地を説明できるようになりたいということでした。
 最初は日本の国立公園の見所を写真や映像を利用して覚えました。次に日本にある世界遺産を調べて、英語でどのように説明したらよいか、英文を作りました。休日に、世界遺産のうちの一つである日光へ旅行したことで、イメージが膨らみ、英文を作り易くなりました。
 観光英検1級を受けるための勉強を通して、本当の意味で自分が英語を話せるようになったと実感できるようになりました。それは、海外からの招待客や旅行者と話すときに、観光がいつも話題の中心の一つになるからです。
 観光英検は奇をてらった問題がいっさいなく、実用的な英語を身につける上で最適な試験です。
観光英語検定試験